AI分業オペレーション 2026年5月30日 · 読了 15分

非エンジニアの経営者が、Claude CodeとCodexを「2人の部下」として雇った話

コードを書けない経営者が、Claude CodeとCodexを「設計役」「作業役」、そして自分を「確認役」に分けて使う実践記録。AIは間違える前提で、最終確認は必ず人間が持つ——丸投げしないAI活用の考え方をまとめました。

非エンジニアの経営者が、Claude CodeとCodexを「2人の部下」として雇った話

コードを一行も書けない私が、いまClaude CodeとCodexという2つのAIを、社内にいる「2人の部下」のように使い分けています。最初はどちらか一方に何でも頼んでいましたが、それではうまくいきませんでした。考える仕事と、手を動かす仕事を分けて任せるようになってから、AIはようやく「その場限りの相談相手」から「仕事の仕組み」に変わってきました。

この記事は、エンジニアではない経営者や、少人数の部署を見ている管理職、ひとりで実務を回す個人事業主に向けて、私がどうやってAIを役割で分けて使っているかを、失敗も含めてお話しするものです。先にお伝えしておくと、AIは間違えます。最終的な確認と判断は、いつも人間である私が行います。それでも役割を決めて頼むと、AIはずいぶん頼れる助手になります。この記事を読み終えるころには、「AIを全部に任せる」のではなく、「設計役」「作業役」「確認役」に分ければ、自分でも使えそうだと感じてもらえるはずです。

結論|AIは「1人の天才」ではなく「役割を分けた部下」として使う

AI分業の全体像。人間が最終確認を担い、設計役と作業役のAIに役割を分けて任せる流れ
AIを「設計役」と「作業役」に分け、最終確認は人間が担う分業の全体像

私の結論はシンプルです。AIは、なんでも答えてくれる1人の天才としてではなく、役割を持った複数の部下として使うほうがうまくいきます。1人の優秀な社員に「あとはよろしく」と全部投げると現場が止まるのと同じで、AIにも丸投げは向いていません。誰に何を頼むかを決めるところから、AI活用は仕事になっていきます。ちなみに「部下」というのは比喩です。実際に責任を持って指示を出し、最後に確認するのは、いつも人間である私です。

この記事のポイント

AIは1つに全部任せるより、「設計役」「作業役」「確認役」に役割を分けたほうが、私の場合は失敗が減りました。そして最後の確認は、いつも人間が持つ。むずかしい使い方を覚えるより、まずこの形から始めるのがおすすめです。

いきなり全部任せると失敗しやすい

AIに「いい感じにやっておいて」と頼むと、それらしい答えは返ってきます。ただ、目的や前提を伝えていないので、こちらが本当に欲しかったものとはずれていることが多いのです。私も最初は、出てきた文章をそのまま使おうとして、後から自分で大幅に直す羽目になりました。丸投げは速そうに見えて、やり直しが増えるぶん、かえって遅くなります。

設計役・作業役・確認役に分けると進めやすい

そこで私は、仕事を3つの役割に分けることにしました。「設計役」が目的と段取りを決め、「作業役」が実際に手を動かし、「確認役」である人間が最後に見て判断する。この3つを分けるだけで、AIに何を頼めばよいかがはっきりします。私の場合、設計役の中心がCodex、作業役の中心がClaude Code、そして確認役は必ず私自身、という形に落ち着きました。

私がClaude CodeとCodexを分けて使うようになった理由

はじめから役割分担ができていたわけではありません。むしろ、何度か小さな失敗を重ねた結果、自然とこの形になりました。

最初はAIに丸投げしていた

最初のころは、思いついたことを片っ端からAIに投げていました。「この企画どう思う?」「文章書いて」「ついでに直して」と、設計も作業も確認も全部ひとまとめです。便利でしたが、頼んだ私自身が何を求めているのか曖昧なまま進むので、出てくるものの質が毎回ばらつきました。

便利だが、確認しないと危ない場面があった

怖かったのは、AIが堂々と間違えることです。もっともらしい言い回しで、事実と少し違うことを書いてくることがありました。もし私がそのまま使っていたら、読者や取引先に誤った情報を出していたかもしれません。AIの出力は、必ず人間が確認してから世に出す。この一線を引いてから、ようやく安心して使えるようになりました。

「誰に何を頼むか」を決めると安定した

転機は、「考える仕事」と「手を動かす仕事」を別々のAIに頼んでみたことでした。設計や整理は片方に、実際の文章づくりやファイル作業はもう片方に。役割を分けたとたん、それぞれに渡す指示が具体的になり、戻ってくるものが安定しました。人間の組織で役割分担をするのと、考え方はまったく同じだと気づいたのです。

Codexに任せていること|設計・整理・レビュー

私が「設計役」として頼りにしているのがCodexです。2026年5月時点では、OpenAIの公式では、Codexはコードを書き、レビューし、出荷を助けるAIエージェントとして説明されています。私はエンジニアではないので、コードそのものより、その「設計し、整理し、チェックする」という働き方を、企画や文章づくりに応用しています。なお、機能や提供プランは変わることがあるため、最新の情報は必ず公式で確認してください。

目的や背景を整理する

新しい記事や資料を作るとき、私はまずCodexに「誰に向けて、何のために、どんな悩みを解くのか」を整理してもらいます。頭の中にあるぼんやりした狙いを、言葉にして並べ直してもらう作業です。ここが固まると、その後の作業がぶれません。

記事構成やチェック観点を作る

次に、構成案やチェック観点を作ってもらいます。「この記事には、どんな見出しが要るか」「読者が不安に思う点は何か」を先に洗い出しておくと、作業役に渡す設計図ができあがります。設計図があるかないかで、後の仕上がりが大きく変わります。

公開前の危ない表現を見つける

そして、公開前のレビューも設計役の仕事です。「言い過ぎている表現はないか」「根拠のない断定をしていないか」を点検してもらいます。『絶対』『誰でも確実に』といった表現は、読者を惑わせるので外します。もちろん、最終的に直すかどうかを決めるのは私です。

なお、ここで挙げた「設計役」という呼び方は、公式が定めた役割名ではなく、私が仕事の中で整理した運用上の分け方です。Codexはもともとコーディングを助けるためのツールで、その「設計し、整理し、点検する」働きを、私が文章づくりに応用しています。

Claude Codeに任せていること|本文化・整形・作業

「作業役」として手を動かしてもらうのがClaude Codeです。2026年5月時点では、Anthropicの公式では、Claude Codeはターミナル上で動くエージェント型のコーディングツールとして説明されています。こちらもコード作業が本来の用途ですが、私は設計図に沿って文章を形にしたり、ファイルを整えたりする作業を任せています。仕様やプランは変わりうるので、細かい点は公式で確認するのが安全です。

設計に沿って本文を書く

Codexが作った構成や狙いを渡すと、Claude Codeがそれに沿って本文を書き起こします。白紙から書くのではなく、設計図を受け取ってから書くので、方向がずれにくいのが利点です。もちろん初稿は完璧ではありません。ここから整えていきます。

指摘を反映して整える

設計役のレビューで出た指摘を、作業役が反映していきます。「ここは言い過ぎ」「ここは説明不足」といった指摘を一つずつ直してもらうと、文章が落ち着いていきます。人が書いて、別の人が見て、また直す。その往復を、AIどうしの間でも回しているイメージです。

ファイルやHTMLの作業を進める

文章ができたら、見出しや表の体裁を整える、決められた形式のファイルにまとめる、といった細かな作業もこちらに任せます。ただし、サイトへの公開や、お金が動く操作、外部への配信といった本番作業は、必ず私がGOを出してから行います。AIに作業を進めてもらっても、最後のボタンを押すのは人間、という順番は崩しません。

この「作業役」という呼び方も、公式の機能名ではありません。Claude Codeも本来はコーディング向けのツールで、あくまで私の使い方の整理として、そう呼んでいるとご理解ください。

2人をどう使い分けるか

大切なのは、どちらが優れているかを決めることではありません。向いている仕事が違うので、向いているほうに寄せる。それだけです。私の場合、おおまかに次のように分けています。

場面Codexに寄せる(設計・レビュー)Claude Codeに寄せる(本文化・整形)
企画読者・目的・リスクの整理設計書を受けて、公開情報や手元の安全な材料を整理する
本文レビュー観点・チェックリスト作成初稿づくり・リライト
公開前危ない表現・言い過ぎの点検体裁の整形・形式への反映
判断人間に確認事項を戻す人間のGO後に作業を進める

考える仕事はCodexに寄せる

狙いを整理する、段取りを組む、危険を先に見つける。こうした「考える仕事」は設計役に寄せます。ここが雑だと、後の作業がいくら速くても全体がぶれてしまいます。

書く・整える仕事はClaude Codeに寄せる

設計が固まったら、「書く・整える仕事」は作業役に寄せます。形にする手数が多い作業ほど、任せる効果が大きく感じられます。私はその間、別の仕事を進められます。

最終判断は人間が持つ

そして、最終判断はどちらにも渡しません。必ず人間である私が持ちます。公開してよいか、この表現で大丈夫か、お金や契約に関わる部分はないか。ここを手放さないことが、AIを安全に使うための一番の前提です。

実際のブログ運用では5ステップにしている

AIに仕事を任せる5つのステップ。設計・下書き・確認・修正・装飾を経て、最後に人間が承認する流れ
設計から仕上げまでの5ステップ。最後は必ず人間が確認して仕上げる

この役割分担を、私は実際のブログ運用で5つのステップに落とし込んでいます。設計から公開準備までを順番に分けることで、どこまで進んでいて、次に誰が何をすればよいかが、いつでも分かるようにしています。

  1. Step1 設計|設計役が、読者・目的・構成・チェック観点を整理します。ここで記事の土台が決まります。
  2. Step2 本文|作業役が、設計に沿って初稿を書き起こします。まずは形にすることを優先します。
  3. Step3 レビュー|設計役が、言い過ぎや根拠のない断定、説明不足を点検し、指摘としてまとめます。
  4. Step4 修正|作業役が、指摘を一つずつ反映して整えます。往復しながら質を上げます。
  5. Step5 装飾・公開準備|見出しや表の体裁を整え、公開前の最終チェックにかけます。公開そのものは、私がGOを出してから行います。

この5ステップは、私のブログ運用に合わせた一例です。みなさんの仕事に合わせて、ステップの数や名前は自由に変えてかまいません。具体的な進め方は、別記事で詳しく整理します。

具体例|「取引先へのお知らせメール」を2人で作ってみる

ここまでの話を、ひとつの小さな仕事で具体的に追いかけてみます。たとえば「取引先に、年末年始の休業をお知らせするメールを作る」という、よくある事務作業です。コードはまったく出てきません。私の場合は、次の3つに分けて進めます。

① 設計役に「狙いと条件」を渡す

まず設計役(私の場合はCodex)に、こう頼みます。「取引先向けに、年末年始の休業をお知らせするメールを作りたい。相手は大事な取引先なので失礼がないように。長すぎず、休業期間と緊急時の連絡先だけは必ず入れる。固すぎない、でも丁寧な文体で」。このとき、本物の取引先名や連絡先は入れず、「○○様」「△△まで」と伏せたまま渡します。設計役は、これをもとに「件名・あいさつ・休業期間・緊急連絡・結びの5つを入れましょう」といった構成を返してくれます。

② 作業役に本文を書いてもらう

その構成を作業役(私の場合はClaude Code)に渡し、「この並びで、実際のメール文にして」と頼みます。すると、あいさつから結びまでひと通りそろった下書きが出てきます。白紙から書くより速く、骨組みが決まっているので大きくぶれません。

③ 確認役(人間)が直して送る

最後に私が読み返します。「この言い回しは固い」「休業明けの日付がずれている」といった点を直し、伏せておいた本物の取引先名や連絡先を、自分の手で入れます。送信ボタンを押すのも、もちろん私です。ゼロから書いて何度も推敲するより、ずいぶん楽になりました。

ここで知っておいてほしいのは、2つのAIを使うこと自体が目的ではないということです。AIが1つしかなくても、頭の中で「いまは設計」「いまは清書」「いまは確認」と切り替えれば、同じ考え方が使えます。私はたまたま2つを併用していますが、まずは1つで「役割を分ける」感覚をつかむところから始めて大丈夫です。

非エンジニアがAIを部下にするときのコツ

専門知識がなくても、いくつかのコツを押さえれば、AIはずっと使いやすくなります。私が大事にしているのは、次の3つです。

  • 最初に「目的」と「制約(条件)」を伝える
  • 長い作業は、途中で一度止めて中身を確認する
  • うまくいかなかった頼み方も、メモに記録しておく

最初に目的と制約を伝える

頼むときは、「何のために」「どんな条件で」をはじめに伝えます。たとえば「誰に向けた文章か」「使ってはいけない表現は何か」「どれくらいの長さか」を最初に言うだけで、戻ってくるものの精度が変わります。制約は縛りではなく、AIへの道しるべです。

途中で確認する

長い作業ほど、最後まで任せきりにせず、途中で一度止めて中身を確認します。方向がずれていれば、早めに軌道修正できます。人間の部下に仕事を頼むときと同じで、こまめな確認が結局いちばん速い、というのが私の実感です。

失敗例も記録する

うまくいったことだけでなく、うまくいかなかった頼み方も記録しておきます。「この聞き方だとずれる」「この前提を抜くと間違える」という失敗のメモは、次に同じ失敗を避けるための財産になります。AI活用は、成功談よりも失敗の記録のほうが役に立つと感じています。

料金|上位プランを使わず、月6千円ほどで回している

「AIを2つも使うと、料金が高いのでは?」と心配されるかもしれません。気になる方が多いところなので、私の実際の使い方でお話しします。なお、料金やプラン名、使える量は変わりやすく、ここに書くのは2026年5月時点・私の体感です。契約前に必ず各サービスの公式ページで最新をご確認ください。

契約しているのは、各社の標準プラン2つだけ

私はいま、Claude側は「Pro」、ChatGPT側は「Plus」という、それぞれ標準的な有料プランを1つずつ使っています。どちらも月20ドルほど(為替によりますが、それぞれおおよそ月3,000円前後)で、合わせても月6,000円ほどです。AIには月1万円台から数万円規模になる上位プランもありますが、私は今のところ、その上位プランは契約していません。

使っているプラン役割月額の目安
ChatGPT Plus(標準プラン)設計役月3,000円前後(20ドル程度)
Claude Pro(標準プラン)作業役月3,000円前後(20ドル程度)
合計2人ぶん月6,000円ほど

なぜ上位プランがなくても回せるのか

有料プランには、一定時間あたりに使える量の上限があります。1つのAIに全部任せると、その上限に早く届いてしまい、「もっと使いたいのに止まる」状態になりがちです。私の場合は、設計はChatGPT側、作業はClaude側、と仕事を2つに振り分けているので、片方に負荷が集中せず、標準プランの範囲でも一日の仕事が回っています。

体感では、同じ標準プランでも、設計役に使っているChatGPT側のほうが、私の使い方では長く使える印象があります。ただしこれは私の作業量や使う時間帯での感覚です。上限の届きやすさは、使い方・依頼の重さ・時期によって変わります。「2つに分ければ、誰でも必ず上位プランは要らない」と言い切れるものではない、という点は正直にお伝えしておきます。

料金のポイント

私の場合は標準プラン2つ(合計 月6,000円ほど)で足りています。仕事を2つのAIに振り分けると、片方に負荷が集中しにくいのが理由です。ただし使える量は使い方や時期で変わるので、まずは片方の標準プラン1つから試して、足りなければ増やす——という順番がおすすめです。

やってはいけないこと|機密情報と丸投げ

便利だからこそ、踏んではいけない一線があります。ここはAIを仕事で使ううえで、いちばん大事な部分です。

必ず守ること
  • 顧客・社員・取引先の情報、まだ公開していない社内情報は入力しない
  • パスワード・APIキー・トークンは入力しない
  • AIの出力はそのまま公開せず、人が確認してから出す
  • お金・契約・法律・健康など大事な判断は、人や専門家の確認を残す

AIツールは便利ですが、顧客情報、社員情報、未公開の社内情報、契約情報、パスワード、APIキーなどをそのまま入力してはいけません。AIの出力も間違うことがあるため、公開前・社外提出前・重要判断の前には、必ず人が確認します。

また、入力した情報がサービス側でどのように扱われるかは、利用するサービス、料金プラン、設定、契約条件によって変わります。仕事で使う前に、利用規約や管理画面の設定を確認しておくことも大切です。

入れてよい情報入れてはいけない情報
すでに公開されている情報顧客名・取引先名
自分で考えた構成案やアイデア社員の個人情報
公知の事実・一般的な知識契約書の全文・未公開の条件
仮の例やダミーのデータ未公開の売上や経営情報
一般的な相談・壁打ちAPIキー・パスワード・トークン

顧客情報や未公開情報を入れない

これは絶対の約束ごとです。顧客や社員の情報、まだ世に出していない社内情報は、AIに入力しません。必要なときは、名前を伏せたり、仮の例に置き換えたりして、特定できない形にしてから相談します。情報の扱いに迷ったら、入れないほうを選びます。

AIの出力をそのまま公開しない

どれだけよくできた文章でも、AIが書いたものをそのまま公開はしません。事実が合っているか、言い過ぎていないか、誤解を生まないかを人間が見てから出します。「情報漏えいの心配はない」「AIがすべて正しく判断する」とは考えません。AIは間違える前提で付き合うのが安全です。

重要判断は専門家や人間の確認を残す

お金、契約、法律、健康など、影響の大きい判断には、必ず人間、必要であれば専門家の確認を残します。AIは下調べや整理を助けてくれますが、責任を取るのは人間です。公開・課金・外部への配信といった操作も、すべて人がGOを出してから行います。

この運用で変わったこと

役割を分けて使うようになって、派手に売上が伸びた、といった話ではありません。ただ、仕事の進め方は確実に変わりました。

依頼の言語化がうまくなった

AIに役割で頼むようになってから、「自分が何を求めているのか」を言葉にする力がついてきました。目的と制約を先に伝える癖は、人に仕事を頼むときにも役立っています。これは思いがけない副産物でした。

作業の抜け漏れが見えやすくなった

設計・作業・確認とステップを分けたことで、どこまで進んでいて、何が残っているかが見えるようになりました。頭の中だけで進めていたころより、抜け漏れに気づきやすくなっています。

AIを使うこと自体が目的ではなくなった

以前は「AIで何かすごいことをしたい」と力が入っていました。いまはAIはあくまで道具で、仕事を前に進めるための手段だと割り切れています。使うこと自体が目的ではなくなったぶん、肩の力が抜けて、続けやすくなりました。

まとめ|AIを部下にする第一歩は、役割を決めること

最初にAIへ任せやすい小さな業務の例。文字起こし、メール文面、情報整理、チェックリスト作成、検索など
まず任せやすい小さな仕事の例。小さく始めて、確認しながら範囲を広げる

ここまで、私がClaude CodeとCodexを「2人の部下」として、設計役・作業役・確認役に分けて使っている話をしてきました。大事なのは、高度な使い方を覚えることではなく、役割を決めて、最後の確認を人間が持つことです。

議事録の要約、メールの下書き、記事の構成案、資料のたたき台、チェックリストづくり。こうした小さな業務は、AIに任せやすい入口です。最初から大きく始める必要はありません。まずは自分の仕事を3つに分けて、AIに任せる前に「設計」「作業」「確認」のどこなのかを書き出してみてください。それだけで、頼み方が変わります。

今日からできる最初の一歩

いきなり全部を任せなくて大丈夫です。まずは議事録の要約やメールの下書きなど、小さな仕事を1つだけAIに頼んでみる。そのとき「設計・作業・確認」のどれを任せているかを意識する——それだけで十分なスタートです。

最後に、もう一度だけ。AIは間違えます。仕様や料金、提供プランも変わります。最新の情報は公式で確認し、公開や課金に関わる操作は人間がGOを出してから行ってください。この前提さえ守れば、AIはコードを書けない私のような者にとっても、頼れる部下になってくれます。

次の記事では、この5つのステップを使って、実際に1本のブログ記事をどう設計し、本文にして、レビューしていくのかを、具体的な流れに沿って整理する予定です。

次に読む(準備中)

AIで働く私の仕事道具・机まわり

AIを仕事で使う環境づくりや机まわりは、別記事で実際の仕事道具として整理します。公開までもう少しお待ちください。

AM

非エンジニアの経営者。Codex × Claude Code × ChatGPT を"部下"として使い倒し、現場で起きたことをそのまま記録しています。

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